居間の本だな(中)、棚№1。
「花と日本文化」和歌森太郎ほか 小原流文化事業部 昭和46年10月5日 初版 布装 函入 1460円
古書で購入。開化洞で3000円で買ったらしい。多分、古書市だったと思われる。
本書は、小原流によって出版されたもので、「日本の文化史の中にあっての花というもの」に着目した文で構成されている。執筆陣は、和歌森太郎、吉村貞司、北村四郎ほかの文化人の皆さんで、こういう人選は、小原はセンスがいい。
いけばなとは別分野の文化人の皆さんの文なので、いけばなへの踏み込みがもう一つ浅いことが、私などには物足りないところもあるが、良質の書物と言えると思う。
私のように、自分の属する流以外のところの出版物を買い集める人というのは、いけばなの世界では少数派である。
てゆーか、自分の流の出した書物を、じっくり読む人さえ少数派なのである。なのに、流の出した書物を、買わない人も少数派なのだ。
つまりは、流の出した本は、義務感で一応買うものの、読まずにただ貯めているのだ。古書マニアの「積読」よりも、もっと理解不能である。(古書マニアは、所有することがシアワセという側面がある)
私は、前の記事の「花前花後」も、本書も、多くの小原流門弟の皆さんよりも読み込んでいる自信がある。嘘だと思ったらうちに来てごらんなさい。どんなに付箋が付いているか、見て驚くがいい。
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