吸血鬼幻想

居間の文庫本棚の、三段目・右から26番目。

「吸血鬼幻想」種村季弘 河出文庫 昭和62年9月30日 7版 480円

吸血鬼の研究本である。
吸血鬼伝説や、フィクションの吸血鬼、「吸血鬼」と呼ばれた実在の犯罪者、吸血鬼よけの方法、吸血鬼の文献資料など、吸血鬼の百科事典的な本である。
種村せんせいとか、荒俣せんせいとか、博識な人の書く吸血鬼文は面白い。
ホラーや幻想の好きな読書家に、「吸血鬼ドラキュラ」と「吸血鬼幻想」と「ドラキュラ伝説」をまとめて貸したら、大概吸血鬼ファンにできるんじゃなかろうか。
「吸血鬼幻想」を読むほどに、吸血鬼に関する興味をかきたてられるのは、種村せんせいの探究心が、読者の側にも流れ込んでくるからなのだろう。

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