三角形の第四辺

居間の文庫本棚の、上段右から25番目。

「三角形の第四辺」エラリー・クイーン 青田勝訳 ハヤカワ・ミステリ文庫 昭和56年6月15日 3刷(カバー欠にて定価不明)

嫌いな作品だ。クイーン作品の中で一番嫌い。(のっけから、すんません……)
エラリー・クイーンは、必ずしも一直線に回答にたどりつかなかったり、人として悩んだりもする探偵だけど、何もここまで情けなく描かなくてもいいじゃないか。
何が、描きたかったのよ、クイーン。
これは、名探偵の物語じゃない。迷探偵の物語だ。

最後なんて、犯人の自白で終わるんだよ。
「僕はもう疲れた」だって。
土曜ワイド劇場のサスメロ並みじゃないか。

物語のプロットも、どうなってんのと思える部分が多い。
特に、ルーテシアがひどい。
こんな奴、いるかっ。

私には、クイーンが何を目指してこの作品を書いたか分からん。
ほかのクイーンファンは、この作品をどう見るのだろう?
と、思い、エラリー・クイーン・ファンクラブの「クイーン長編ランキング」を見てみたら、39作中、38番だった。
ほ~~~ら見ろ。
下から2番目。「孤独の島」の上だ。(えっ。「孤独の島」って、「三角形」よりひどいのか!?)
クイーンファンの中でも、エラリーファンの方は、読んでがっかりする可能性あり。取り扱い要注意である。

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