居間の文庫本棚の、三段目・右から10番目。
「ギリシア棺の謎」エラリー・クイーン 井上勇訳 創元推理文庫 440円 1978年12月22日 47版 440円
文庫としては、かなり厚い。総538ページ。
この厚さで、440円とは、いい時代だったなあ。
長い話だけあって、登場人物も多く、登場人物表が2部構成になっている。
本格大好き人間さんは、この作品を絶賛する方が多い。
私だって、嫌いじゃない。
しかし、何と言っても、この長さに負けて、あまり度々読み返す気にはならない。(二回も読めば十分、との声も聞こえるが)
しかも、スカスカで長いんじゃなく、ぎっしりで長いんだもんね、クイーンて。疲れますわよ。
気合の入ったクイーンの長編は、疲れる。喜ばしい疲れかもしれんが、確実に疲れる。
初期のクイーンて、行間から「読み飛ばすな。一つでも飛ばしたら終わりだよ」というオーラが出ている。一種の脅迫である。
その代わり、読了後の満足感は、ほかに例えようもない。
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