居間の文庫本棚の、二段目・右から12番目。
「犯罪カレンダー〈7月~12月〉」H・P・B エラリー・クイーン 宇野利泰訳 1996年5月31日 9版 950円
前の記事に書いた「犯罪カレンダー〈1月~6月〉」の後半:7~12月分。収録作品は、
「七月 墜落した天使」
「八月 針の目」
「九月 三つのR」
「十月 殺された猫」
「十一月 ものをいう壜」
「十二月 クリスマスと人形」
以上、6編。
この中で、私が嫌いなのが「ものをいう壜」。クイーンにしては珍しい超ご都合主義な結末である。
どんなご都合主義加減かというと、イケてないウールリッチ作品みたいなご都合主義である。
てゆーか、なんでこうなるのか、私は何度読んでもよく分からない。もしかして、私の読解力に問題があるのか?
反対に、好きな作品は「クリスマスと人形」。
サンタに扮装したヴェリー部長が登場するので、部長ファンは見逃してはならない。
この作品、面白いことには「怪盗もの」である。怪盗コーマスとやら言う、度々NYに出没しては、大胆な盗みを働いている泥棒紳士が、ある人形を盗むと予告してくるのだ。(ルパンみたいなの、出したかったんだろう)
これも、結末はちょっとご都合主義風。でも、楽しませてくれたから、まあ良いとしよう。
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