贋作展覧会

居間の文庫本棚の、二段目・右から13番目。

「贋作展覧会」トーマ・ナルスジャック 稲葉・北村訳 HPB 昭和44年3月15日 初版 300円

ナルスジャックによる短編集。タイトルに「贋作」とあるように、有名ミステリ作家のパロディばかりの短編集である。収録作品は、

「ルパンの発狂」(モーリス・ルブラン)
「雄牛殺人事件」(S・S・ヴァン・ダイン)
「エルナニの短剣」(ピエール・ボアロー)
「赤い風船の秘密」(エラリー・クイーン)
「メグレほとんど最後の事件」(ジョルジュ・シムノン)
「赤い蘭」(レックス・スタウト)
「花束も冠もなく」(ジェイムズ・ハドリイ・チェイス)
※()内は本家作者名

以上7編。
もちろん、目当ては「赤い風船の秘密」だが、私は基本的にパロディ好きなので、すべて楽しみに読んだ。
私は、もっと笑いに走ったパロディなのかと思ったが、どうしてどうして、真っ当な贋作である。(真っ当な贋作って、変な言葉か?)
日本でも、清水義範氏あたりが、日本の名探偵パロをやってくれないものかな。

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