居間の本棚(大)、棚№6。
「キネマ旬報 №1097」キネマ旬報社 1993年1月1日 850円
古本で購入。「三鷹書房」という本屋さんのペラが付いているが、行った覚えは無いので(無いよな?)古書市だろう。
目当ては、特集の「ドラキュラ」。コッポラの「ドラキュラ」封切りのときの号なのである。
特集記事で注目すべきは、菊地秀行、田中文雄のお二人。(田中さん、ワセミスなんだ、ふーん)
どちらも、マニア臭たっぷりでよろしい。
菊地氏なんて、スペイン語版「魔人ドラキュラ」のことまで書いている。あれは、つい最近まで、大方のドラキュラファンにも幻だったのに。菊地さんは、たしか、「スペイン語版」を見るために、キューバまで飛びなさったよね。(一番美しいフィルムが、ユニバーサル本社ではなくて、なぜか「シネマテカ・キューバ」にあるからである)いいなあ、作家って。
田中さんは田中さんで、岸田森主演の吸血鬼映画など、取り上げていらっしゃる。これを出すか……。
それに比べると、品川四郎氏と渡辺麻紀氏のドラキュラ対談などは、いかにも薄口。
日記帳のページに、汽車の走る映像を被せて、原作が日記で構成されていることをうまく表現しているなんて言われても、「えっ。うまいですか」としか言いようがない。
そんな表現、散々使い古されてきたじゃないかい?


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