盤面の敵

居間の文庫本棚の、三段目・右から7番目。

「盤面の敵」エラリー・クイーン 青田勝訳 ハヤカワ文庫 1994年7月31日 15刷 620円

ネヴィンズJr絶賛の、クイーンの後期作品。
私が、犯人を割り出せた、数少ない作品の一つである。
とは言っても、エラリー並みの推理を駆使して割り出したのではなく、消去法を行ったら、ある一人の人物になっただけのことなのだが。

この作品の中で、私が最も印象に残っているのが、物語の最後の重大なシーンで、エラリーが「神と」対話するところだ。
それは、抽象的な意味ではなく、文字通り「神」にエラリーが直接問いかける。それに応える神の台詞は6つ。私はこれを、息詰まる思いで読んだ。(超自然系の話ではありません!気になる方は作品を読もう)
「神」は何のために出てくるのかって?
それは……「主犯」として、です。

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