草月流 《非公式》 用語辞典

いけばな草月流の、非公式な専門用語辞典です。(草月に限らず、他のいけばな流派に共通するものも含みます)

サマーセミナー(さまーせみなー)

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毎年夏に、草月会館で開かれる特別レッスン。

例年、「単なるいけばなの個作レッスン」のスタイルをとらず、合作や、特殊素材の扱いなどをテーマにしている。要するに、「日ごろなかなかできない特殊授業」というタイプのレッスンとなっている。
(テーマの例:2012年は、「陶土で自分の形を見つける」「新素材でオブジェ」「オルということ」etc)
講師は、家元である場合もあれば、本部講師の場合もある。テーマによっては、外部から招かれた専門家が行うこともある。

開催日は、その年によって異なるが、たいてい草月会館が夏休みに入る前、7月の末から8月のはじめにかけて行われる。開催の日程は、や草月流公式サイトで告知される。人気のあるテーマだと、意外に早く定員に達して締め切られてしまうので、どうしても受けたいクラスであれば、早めに申し込みをしたほうがよい。

ほぼ一日かかるレッスンであり、特殊な材料や道具を使うことが多いので、それなりの受講料がかかる。(正確な金額は、公式な告知でご確認を)しかし、よそでは受けられない講習も多いので、興味があれば、好きなテーマの年を選んで、とりあえず一回出てみるとよいだろう。作業が楽しいようなテーマが多いので、「サマーセミナ好き」になる人もいて、「ほかの講習は出ないことがあっても、サマーセミナーだけは、毎年欠かさず受講する」という人は決して珍しくない。
受講資格は、草月流門弟だが、草指連の会員でなくとも申し込みは可能。ただし、その場合は受講料が会員よりも高くなる。
免状をひとつも持っていなくても受講できるが(つまり、実質だれでも受講できる)、講習の性質上、入門したばかりの人が出ても、あんまり面白くないと思う。

ちなみに、受講料は昼食代込みで、おやつも用意されている。おやつは、私の知る限り、毎年「木村屋のあんぱん」である。

現在は、「サマーセミナー」の名称が定着したが、蒼風家元時代は、「特別講習会」略して「特講」と呼ばれていた。今でも、まれに「今年のトッコウはどうでした?」みたいな言い方をする人がいるが、その人は相当の古株と見て間違いない。