草月流 《非公式》 用語辞典

いけばな草月流の、非公式な専門用語辞典です。(草月に限らず、他のいけばな流派に共通するものも含みます)

家元研究科(いえもとけんきゅうか)

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通称「研究科」もしくは「研究会」もしくは「家研む。家元と、家元の定めた本部講師によるレッスンである。東京教室と、大阪教室がある。

2009年現在で、入会金10,500円、受講料(花材2把分含む)11,500円。
※未確認ですが、私の知る限り、10年以上この値段でやっているように思う。

東京教室は月に6回、大阪教室は月に3回のレッスンが設けられ、多くの人はそのうち1回だけに出席するが、複数回受けてもいいし、何なら全部に出席してもかまわない。ただし、一回ごとに受講料がかかる。
以前は、自由に花材を取り、何の制約も無い自由花を生けるレッスンが多かったが、最近はテーマを定め、花材も指定されて生けるようなスタイルのレッスンの方が主流である。
レッスン時間は2時間。前半の1時間で、参加者は作品を作り、残りの1時間で、講師による講評が行われる。(そのときのテーマによっては、この時間割と違う流れになることもあるが)

家元自身が、「研究科は、草月のトップクラスのレッスン」と発言しているように、作品と講評のレベルは高く、初めて参加した人は圧倒されるらしいが、参加資格は草月指導者連盟の会員であることであり、特に上位の師範である必要はない(4級師範でも大歓迎です)。受講生は、日本全国から集まり、「夜の飛行機で帰る」というような会話は普通に聞かれる。
研究科の魅力は、「自門下だけでなく、他の門下のレベルの高い作品に触れ、それに対するレベルの高い講評を聞ける」ところにある。よって、他の受講者の作品と講評にも注目しなければ、受講料を半分以上捨てたようなものである。

一年以上、研究科に出席しないと、退会になるシステムがあり、もしも退会になってしまった場合、復帰するには「再入会」せねばならず、再度入会金がかかってしまう。(私の経験で言うと、1年の期限が切れる2月くらい前に、「○月で期限が切れます」という葉書が送られて来ましたが、今でもそのような告知葉書の制度があるかどうかは分かりません)

東京教室に限って言えば、一番すいているレッスンは、「金曜の夜クラス」である。土曜の午後クラスなどは、かなり混雑し、一人当たりのスペースを狭められることも稀にある。

新規入会を検討されている方は、こちらの草月流公式サイトの案内ページもご参考に→家元研究科